着工条件見直し

 今日の日経の5面に、整備新幹線の未着工区間の着工条件について、国交省が高速道路無料化後でも採算が取れる区間のみを許可する、という方針を固めたそうです。と同時に、分離される並行在来線についてもJRが自治体に支援するよう要請するとか。

 ・・・・・・まぁ、未着工区間に対する許可条件の方針転換については意義があるものだと思います。角栄さんが定めた全国新幹線鉄道整備法(全幹法)から約40年近くが経ってますから、さすがに見直す時期が来たものだと(遅すぎるという気もしますが)。

 ただ、並行在来線に対するJRへの支援要請は高速道路1000円に次ぐただの"JRいじめ"にしか思えません。未だに国鉄が背負った借金を国に返して、それでさらに利益をあげて税金を納めて、全国の鉄道網を維持しているのにこれ以上何を負担しろというのでしょうか?

 ・・・・・・というか、高速道路無料化後でも採算が取れる路線って、今の整備区間で存在するのでしょうか?