EF65-535

 機械や限定品グッズとかのシリアルナンバーは1とか、100とか、キリのいい番号が好まれますね。エヴァだって3号機ぐらいまでが主役クラスで、他のはいまいちパッとしません。量産機だから当たり前ですが。
 でも、僕の知る限り鉄ちゃんにはそんなことはあまりありません。1号機とかが好まれるのは一緒ですが、高崎で動いているD51-498号機のように、なんでもない番号の機関車が有名な事があります。999で有名なC62も、1号機よりもつばめマークつきの2号機や18号機、狭軌のSLで世界最速を出した17号機などの方がよく知られています(はず)。

 ・・・話は変わって、JR貨物にいるEF65-535号機が引退らしいですね。ソースは今日買いに行った今月の鉄道ファンです。
 ついこの間まで、EF65PFのトップナンバーである1001号機が引退だどうだといわれたり、お召機関車のEF58-61も引退だとなりましたが、立て続けですね。まあ、考えてみれば元々東海道・山陽のブルトレ牽引専用機としてデビューして、約13年東京-下関約1100キロをほぼ毎日走って、ブルトレから引退後も貨物として走り続けて製造から40年。寿命だといわれても納得せざるを得ません。むしろ機械としては長寿ですね。鉄道業界でも長生きの部類です。
 小さい頃は同じEF65の500番台が、毎日のように貨物列車を引っ張っていたので、別段珍しいとも思いませんでしたが、いざその機関車が減って引退だといわれると寂しくなりますね。自分でも身勝手だと思いますが。
 ・・・できれば、解体はしないで欲しいです。静態保存できれいにしてくれればそれで十分です。