着工停止

新規着工費は計上せず=整備新幹線の10年度予算−前原国交相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000048-jij-pol

 どうなるかな・・・と思った矢先ですね。まぁ見直すいい機会ではないでしょうか。リンク先のコメントでもありましたけど、前原さんが民主党の閣僚の中で一番仕事をしている気がします。次いで菅さんでしょうか。

 未着工区間に関する見直す点は結構あります。
 北海道新幹線九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)はコストパフォーマンスが最大の問題かと。現状の在来特急のと、北海道は東北、長崎は山陽新幹線との直通による相互効果である程度需要はあるのでしょうけど、わざわざ高速新線で造るほどなのか? と問われると僕はちょっと答えに詰まります。

 北陸新幹線は現状の上越新幹線+"はくたか"ルートの好調ぶりから建設してもコストパフォーマンスはある程度高いかと思われますが、別の問題が出ています。
 北陸新幹線:負担金支払い拒否 来年度も応じず 県が国交省に意向 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000118-mailo-l15
 2014年度開業を目標にしている北陸新幹線、暗雲がちょっと見えますが大丈夫でしょうかね? 特に開業後の経済効果を期待している富山と石川の知事さんは冷や汗をかかれておられるのではないでしょうか。
 新潟県としては並行分離する信越本線北陸本線、開業後は赤字転落の可能性が高い北越急行の負担が待っていますからたまったものではないのでしょう。開業しても富山や石川のように県庁都市を通るわけではないので経済効果は2県ほど大きくないでしょうし。それならば現状の輸送ルートで負担を抑えよう、という事なのでしょう。

 さて、どうなることやら。