2010年参院選、蓋を開けてみて

 民主負けましたね。国民新党は獲得ゼロ。自民が50取ってみんなの党が10議席、野党が過半数取る事態となりました。まぁあれだけグダグダやってれば誰だって呆れ果てますわな。

 問題はこの先どうなるかという事ですね。またねじれ国会という形になりました。以前ねじれていた時、当時与党だった自民党には衆院議席三分の二以上という最後の手段があったので仮に参院で否決されても時間はかかりましたがまだ強引に政策を通せました(実際それで通ったのもあるでしょうし)。しかし今回は違います。民主と国民新党合わせても衆議院で三分の二以上持ってない。参議院では過半数割れしてるので否決されたら事実上廃案、連立をと思ってもキーとされているみんなの党は連立を組む考えはないそうなので、にっちもさっちも行かないということになりかねません(というかなるでしょうけど)。

 舛添さんも言ってましたっけね、「参議院をナメてるのかよ!」と。今回はそのしっぺ返しだと僕は思います。ニコ動風に言うなら、
参議院「私を甘く見ない方がいい」
ですね。