技術の対価

ソニーに512万円支払い命令＝プレステ発明対価訴訟―知財高裁（時事通信） - Yahoo!ニュース

　僕は所詮単なるユーザーに過ぎないのでその技術がどれだけすごいことなのかはよくわかりませんが、初めてこの記事を読んだ時、第1に思ったのは｢厚かましくないかい？｣でした。確かに中国や韓国のメーカーが退職した日本の技術者を高額な報酬で招き入れて技術力を上げていますが(これに関して批判する意見もありますが、僕は違うと思います。向こうの企業にしてみれば高い報酬を支払ってでも相応の利益を得られると算盤を弾いているのですから会社として当然の行動です)、だからと言って日本でもやるべきかといえばそれは違うと思います。ここは日本であって中国や韓国とは環境も状況も全く異なります。現状も把握せずにそれが真に正しいからって物事を急に変えてもろくな事にはならないと思うのですが。
　それに外部との取引ならまだしも、元とはいえ組織内の人間がこういう事を言い出すと組織が成り立たなくなりますよ。日本企業の良い所は、組織力の強さだと思うのですが(今のSONYは日本企業か？ というのは置いといて)。

　まぁ、SONYは不服っぽいので、この先どうなるかちょっと気になります。

　どうでもいいですが、今回のこの512万って、どうやって算出したのでしょう。初め見たときはネタか何かと思ったのですが。