意味の範囲

 同じ言葉でも、人によっては意味が違うときというのはありますが、いざその場に出くわすとややこしくなりますね。僕の場合、3年くらい前までは「長門」と言えば山陽本線の急行列車のことで、祖父の場合は戦艦のことした。今はもう、後者はともかく前者は余程でない限り通じないと思います(悲しいですが)。

 鉄道のTV番組(主に旅行系)を見ていると、大抵の場合ナレーションも司会者も間違って(というか平気で)みんな"電車"と言います。ひどいところはブルトレですら電車と言います(285系サンライズ583系ならまだしも)。SLはさすがに区別がつくようですが、それ以外は岩泉線だろうと山口線だろうと東海道本線だろうとみんな"電車"です。首都圏の列車のほぼ95%ぐらいは確かに電車ですから仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが、仮にもTVなのだから区別して欲しいです。

 ちなみに、僕の家から一番近いディーゼルカーは、八高線のキハ110です。機関車も入れれば近くの貨物ターミナルにDE10がいますが。